ビタミン B

ビタミンBは、それぞれ助け合いながら、脳や神経、皮膚などの健康を保つビタミンです。

加熱に弱く、加熱すると成分の3割~5割を失ってしまいます。

そのまま食べられる食材は、加熱しないで食べるようにしましょう

 

ビタミンB群は、それぞれ助け合いながら、脳や神経、皮膚などを健康に保つビタミンです。

ビタミンB群は、体の中に、ためておくことができないので、毎日こまめにとりたいビタミンです。

足りなければ、サプリメントで補います。

ビタミンB群は、エネルギーの補給を助けるはたらきもあります。

ビタミンB群は、エネルギー不足を予防できるだけでなく、疲れが残りにくくなります。

 エネルギーを大量に消費する人は意識してとるようにしましょう。

 

★ ビタミンBを多く含む食品

1. B1の多い食品は、穀類の胚芽、豚肉、レバー、豆類など

2. B2の多い食品は、レバー、卵、大豆、乳製品、葉菜類など

3. B6の多い食品は、かつお、まぐろなどの魚類、レバー、肉など

4. B12を多い食品は、魚介類やレバーなど

 

ビタミンB群は、水溶性ビタミンなので、水に溶けやすい性質があります。

食材を調理して摂取するときは、煮汁ごと利用するようにしましょう。

また、加熱によって、成分の3割~5割を失ってしまいます。

そのまま生で食べられるものは、加熱しないで食べるようにしましょう。

 

★ ビタミンB群とストレス

 

ストレスが多いからビタミン壊れて不足するのか、それともビタミンが足りないからストレスが多いのかどちらにしろ、

ビタミンB群を積極的にとることで、ストレスに負けない強い身体をつくることができます。

また、飲酒、外食の多い人、肉、魚をあまり食べない人は、ビタミンB群が欠乏しやすい傾向があるので注意するようにします。

 

★ ビタミンB1

 

ビタミンB1は、抹消神経のはたらきを正常に保ち、脚気(かっけ)を防ぎます。

B1が不足すると、脚気、手足のしびれ、腰痛など反射神経の異常がみられます。

また、食欲不また、食欲不振、消化不良、下痢などをおこしやすくなります。

 

★ ビタミンB2

 

ビタミンB2は、健康な肌や髪をつくり、粘膜を保護します

B2は、がんや生活習慣病の予防にも効果的といわれています。

口内炎や口角炎、目や舌、唇の粘膜異常、肌荒れ、髪のトラブルは、ビタミンB2の欠乏が原因かもしれません。

 

★ ビタミンB6

 

ビタミンB6は、脂質の代謝をよくして、脂肪肝を予防します

また、月経前症候群の症状をやわらげる効果や、つわりをやわらげるといった女性にかかわり深いビタミンでもあります。

B6が不足すると、神経過敏、眠れない、胃がただれる、つわりがひどくなるなどの症状があらわれます。

 

★ ビタミンB12

 

ビタミンB12は、悪性貧血を予防して、神経細胞を正常に保つビタミンです

ビタミンB12の欠乏によって、悪性貧血になると、だるさ、めまい、動悸、息切れのほか、

手足のしびれや精神的落ち込みなどの症状があらわれます